当社が搭載しているセンサーチップ(SHT30:温度・湿度)は、チップメーカーにより温度および電源電圧依存性に対して完全に校正(キャリブレーション)、線形化、および補正済みです。SHT30はデジタルセンサーであり、推奨される通常の温度・湿度範囲(温度:5~60°C、湿度:20~80%RH)で動作させた場合に最良の性能を発揮します。通常範囲外の条件、特に高湿度に長時間さらされると、一時的に湿度信号がずれる場合があります(例:60時間以上湿度80%RH超で+3%RH)。通常の温度・湿度範囲に戻ると、センサーは徐々に自動で校正状態に戻ります。極端な条件への長期曝露は、センサーの経年劣化を早める可能性があります。
チップメーカーからは12か月の保証が提供されています。しかし、このチップは業界標準を満たすよう設計されており、通常は3年以上の長寿命が期待されます。使用環境によって校正が必要となる時期は異なるため、具体的な時期はお答えできません。多くのお客様は、システムが正常に動作していることを確認するために、通常は年1回の校正を行っています。
当社プラットフォームでは、表示値の校正を行うインターフェースを提供しています。設定手順は以下の通りです:
1. https://console.ubibot.com にログイン
2. 校正したいチャンネルにアクセス
3.「設定(Settings)」を選択し、サブメニューから「センサー校正(Calibrate sensors)」を選択
4. 設定を行うと、校正済みの値が即座に表示されます
添付のSHT30センサーデータシートもご参照ください:
Sensirion_Humidity_Sensors_SHT3x_Datasheet_digital-971521.pdf